ロンドンナショナルギャラリー展へ行ってきた！
みなさんこんにちは！エイミーです。
先日、上野にある国立西洋美術館で開催されているロンドンナショナルギャラリー展へ行ってきました！
新型コロナの影響で、作品の展示作業は完了しているのにオープンしない状況が続いていたので無事に開催されるかハラハラしていました…。
無事に会期を延長して開催が決まり安堵したものです。
基本情報
会期
東京会場：２０２０年6月18日〜10月18日
大阪会場：２０２０年11月3日〜２０２１年1月31日
結果的に１年近く、ロンドンナショナルギャラリーの名品たちが日本に貸し出されている状態。通常だったら考えられない贅沢な事態になっています。。
今回国立西洋美術館では新型コロナウィルスの影響で前売り券を購入する予約制を取っています。
私たちが訪問した7月は開始後すぐだったのでかなり人気で予約できる時間が限られていました。お昼前後はやっぱり人気でチケットがなくなりやすい印象。
決まった日時がある方は早めに前売りチケットを購入することをオススメします！
ちなみに公式twitterアカウントでは来日している作品たちの解説が紹介されているので、私も訪問する前にじっくりチェックしました。
全てが初来日の傑作達！
今回開催されたロンドンナショナルギャラリー展には全６１展の傑作が来日。
どれも初来日という豪華ぶりです！
「西洋絵画の教科書」とも呼ばれるコレクションを所蔵しているロンドンナショナルギャラリー、今回の展覧会はその名の通りルネサンスからポスト印象派までの名品を一気に堪能できる贅沢な構成となっています。
今回の目玉はメインビジュアルにも選ばれているゴッホのひまわり！
ロンドンでも大人気の作品を出してくれるなんて、やっぱり日本の展覧会のクオリティすごすぎる。。
入り口付近にはこーんなフォトスポットも用意されていました！
たまたまひまわりカラーのスカートを着ていました。笑
後から入り口に戻るのが難しそうな構成なので、先に記念撮影することをオススメします！
ひまわり以外にもたくさんの名品が来ているのですが、私的には一番最初のセクション、ルネサンス絵画の作品達がどれも素晴らしくて感激。
まずこちらはカルロクリヴェッリの「聖エミディウスを伴う受胎告知」
初めて見る画家の作品だったのですがまず大きい！
そして細かい部分まで描きこまれた表現に圧倒されました。みれば見るほど様々な発見が生まれる興味深い作品です。
そして西洋美術史家の中野京子先生の著書で見てからずっと気になっていたこちらの作品が来日！
ウェブサイトの作品紹介で見かけてから「これが日本に来るのか！」と大興奮。
ティントレットの「天の川の起源」
ヘラクレスに乳を与えるため、ヘルメスは彼を眠っているヘラの寝所に行って吸わせた。しかし吸う力があまりに強く、ヘラは激痛で目を覚まし、ヘラクレスを払いのけたので、たくさんの母乳がこぼれ、天の川になった
というストーリーが衝撃過ぎて。笑
神話は結構奇想天外なストーリーが多く、最近よく勉強しているのですがいつも衝撃を受けています。
この作品を生で鑑賞できて感激でした！
他にも日本人が大好きなフェルメールやルノワールも来日していましたが、
（もちろん素晴らしいんだけど！）感激！という感じではなく。彼らの他の作品の方がお気に入りだったので今回のベストは上のルネサンス絵画より選ばせていただきました。
６１点と多くない作品数なので全て予習して向かうこともできるし、会場では１作品ずつのスペースが広め（かつ予約制）なので非常にゆっくり鑑賞することができました。
西洋美術の教科書と名の通り、西洋美術史の流れも学ぶことができる今年目玉の美術展でした！
本当に無事開催されてよかった。。（涙目）
気になる公式グッズは？
特別展定番の公式グッズショップ、こちらも新型コロナの影響で人数制限が設定されていました。
もともとそこまで大きくないミュージアムショップなのでちょっと並びましたが回転は早めなのですぐに入店できました。
やっぱり全体的にひまわりグッズ多め！
大人気キャラクターの「すみっこ暮らし」とのコラボレーショングッズもありました。
詳細はこちらのサイトをチェック。
今回ひまわりグッズもあまりピンとこず、すみっこ暮らしファンでもないので
控えめにこちらのミニ図録だけを購入しました。
今回来日した６１点の作品が全てまとめられているので復習にはぴったり！
ひまわりの表紙デザインもとてもお洒落ですよね。
今年は海外からの来日特別展が次々と中止になっている中、
作品の来日タイミングが功を奏して無事に開催されたロンドンナショナルギャラリー展、東京会場の会期もあとわずかとなってきたのでまだ足を運んでいない方はぜひ！訪れてみてください。
