みなさんこんにちは!エイミーです。
前編はこちら
それでは早速後半15箇所を巡っていきましょう!
- 16&17 聖ドミンゴ広場&聖ドミンゴ教会
- 18.大堂広場(カテドラル広場)
- 19.大堂(カテドラル)
- 20.盧家屋敷
- 21.イエズス会記念広場
- 22.聖ポール天主堂跡
- 23.ナーチャ廟
- 24.旧城壁
- 25.聖アントニオ教会
- 26.カモンエス広場
- 27.カーザ庭園
- 28.旧プロテスタント墓地
- 29.モンテの砦
- 30.ギア要塞
- まとめ
16&17 聖ドミンゴ広場&聖ドミンゴ教会
セドナ広場近くにある聖ドミンゴ教会は16世紀に宣教師によって建てられた教会です。ポルトガル植民地にもかかわらず、スペインのバロック式の建物であるというのが当時の複雑な宗教背景が隠れています。中はとても立派で美しい絵画や像が飾られているのでここまで巡ってきた教会とはまた違った雰囲気でした。
教会の前の広場も世界遺産。当時人がすごーい多くてどこまでが広場?状態だったので撮影できず。苦笑
18.大堂広場(カテドラル広場)
セドナ広場付近のエリアにある名前の通り大堂(カテドラル)の前にある広場。綺麗な噴水があるのですがこちらは絶賛修繕中でした。床はタイルで太陽や動物の柄が描かれており、他の広場とはまた違う可愛らしい印象。広々としているので、ベンチでゆっくりしている人が多い印象でした。
19.大堂(カテドラル)
16世紀に建設された大きな教会である大堂は今までの教会とは違って石造りの荘厳な外観。これまでに2度立て直しをされているそう。見た目とは逆に中はカラフルなステンドグラスが装飾されており明るい印象でした。昔は船乗りの妻たちがこの教会で無事に帰りを祈ったそうです。
20.盧家屋敷
セナド広場付近にある最後の世界遺産は盧家屋敷。盧華紹という中国の商人が妾なども含めて30人ほどで住んでいたという邸宅です。前編で紹介したMandarin's Houseとも雰囲気が似ていますがこちらの方が小規模。
当時はとても高価だっというガラスを多用することにより、自身の富と栄誉を表現したとか。ところどころに使われているガラスのデザインは必見です。
21.イエズス会記念広場
セナド広場から徒歩10分弱、大人気の観光地である聖ポール天主堂跡の前にある広場。こちらも世界遺産です。(今見ると左奥の人混み、密だなあと思ってしまいます。笑)
こちらのモニュメントはポルトガルと中国の友好記念碑だそう。お土産屋さんも多くとても賑わっていました。
22.聖ポール天主堂跡
マカオの観光ガイドでは必ず紹介されていると言っても過言ではない、有名な天主堂跡。17世紀に建設された教会だったのですが3回の火事により現在のファザード部分以外はなくなってしまいました。逆にここだけ残るってすごいですよね。。
よく見ると彫刻が施されているのでオペラグラスなどを持っていくとより楽しめるかも。長崎から追われたキリシタンたちも建設に関わったと言われており日本との縁も感じます。
地下には博物館や納骨堂があったので見学したかったのですが時間切れ。ここはリベンジしたい!
23.ナーチャ廟
聖ポール天主堂跡の裏手にある中国寺院です。裏手に来ると一気に静かになり落ち着いてお参りができました。ナーチャ(ナタク)と呼ばれる西遊記や私が学生の頃代過ぎだった漫画、封神演技(わかる人いますか?笑)にも出てくる男の子が祀られています。
24.旧城壁
ナーチャ廟を囲むようにあるのがこの旧城壁。知らないと世界遺産だって気がつけないレベルです!17世紀にポルトガル人が外敵の侵入を防ぐために作ったと言われています。
25.聖アントニオ教会
旧城壁から5分ほど歩くと、マカオ三大古堂の1つである聖アントニオ教会に到着しました。結婚を司る聖人の聖アントニオが祀られています。いつもお花が飾られているので「花王堂」という相性もあると聞いていたので楽しみにしていたのですがちょうどミサの時間だったので入れず。残念〜!
26.カモンエス広場
聖アントニオ教会の道向かいにある大きな公園も世界遺産です。公園内には名前の由来にもなった詩人のカモンエスの胸像も安置されていました。地元のおじいちゃんたちが集まって談笑していたのが印象的。
27.カーザ庭園
公園のすぐ近くにはポルトガルの商人が別荘として建てた邸宅があるカーザ庭園があります。この邸宅、リゾートホテルのようなおしゃれなデザインでびっくり!
一時期は教科書でも絶対に出てくる「東インド会社」の拠点としてアヘン戦争の前夜まで使われていたそうです。
28.旧プロテスタント墓地
東インド会社がマカオで初めて作ったプロテスタントの墓地。昔マカオ政府はプロテスタント教徒の埋葬を認めない時代がありました。ひっそりと真夜中に埋めていたこともあったそう。東インド会社がこの墓地を作ることによって認められたという歴史があります。マカオならではのバックグラウンドのある場所だなと感じました。大変な時代を生きた昔の人々に祈りを捧げ、次の世界遺産に向かうべく聖ポール天主堂跡の方へ戻ります。
聖ポール天主堂跡の裏手方面にあるマカオ博物館へ上がるエスカレーターへ。実はこちらのエスカレーター、博物館だけではなくある世界遺産のアクセスにも便利な移動手段なんです!
29.モンテの砦
到着したのは17世紀初頭にイエズス会の修道士が築いた大砲のある砦、モンテの砦!現在も(もちろん発砲はできませんが。笑)大砲が設置されており当時の気分を味わうことができます。マカオの街が一望できる絶景スポットに疲れも吹っ飛びました!
ここまでで世界遺産はあと1箇所。この時点でかなり疲労困憊、しかも最後の世界遺産だけちょっと離れているので向かうか迷ったのですがここまできたら頑張ろう!と母と最後の力を振り絞って向かいました!
最後の世界遺産はこちら
30.ギア要塞
ついに最後の世界遺産に到着!ギア要塞です!モンテの砦よりも高く、最後上り坂を一生懸命登った甲斐がありました!!!
17世紀にポルトガル人によって建てられた要塞。灯台や聖母マリアが祀られた小さな教会もありました。撮影はできませんでしたが教会に描かれたフレスコ画がなんとも神秘的で。初めて訪れる地なのに「おかえり」と言ってもらえたような不思議な感情を覚えた場所でした。
母も60歳なのによく頑張りました〜!
まとめ
以上が私が体験したマカオの世界遺産巡りでした!同じルートを勧めるか?と言われたらぜひともこう言いたい。
絶対2日に分けた方がいい!!笑
全部を巡るのがやっとで資料館をみたり周りのショップをみたり、といった楽しみ方はあまりできなかったんですよね〜。2日に分けたらしっかりこのへんも楽しめると思います。
私たちのように時間が限られている方でぜひチャレンジしてみたい方に、参考になれば嬉しいです。とにかくまずは自由に海外旅行へ行けること!それを祈るばかりです。
お付き合いいただきありがとうございました!