【世界遺産】現存する日本最古の神社!宇治上神社
みなさんこんにちは!エイミーです。
今日から2月がスタートしましたね。2021年のスタートは緊急事態制限の再発令と言うなんとも幸先の悪いスタートとなりました。まだ自由に旅行へいける日がこないかもしれないので、先月に引き続き行ったことのある世界遺産紹介です!
今日ご紹介するのは京都にある宇治上神社。私が行ったのは2012年の7月。当時の写真を使いながらご紹介していきます。
世界遺産:京都古都の文化財
京都にある宇治上神社は1994年、世界遺産「京都古都の文化財」の構成資産の1つとして登録されました。名前の通り、お茶で有名な宇治に位置する神社です。
「京都古都の文化財」は平安から江戸時代までの各時代を象徴する建造物や文化財が選ばれており全17箇所の資産が登録されています。今までも登録資産である銀閣寺や下鴨神社と言った観光客にも人気の寺社を紹介してきました。
これらの寺社に比べ宇治上神社はあまり名前が知られていませんが、10円玉でも有名な平等院鳳凰堂からも徒歩10分ほどの距離にあり平等院とセットで行く事で世界遺産が一気に2つも制覇できるのでオススメのルートです。(私たちも2012年当時このルートで観光をしました。次回の記事で平等院をご紹介しますね。)
それでは、宇治上神社の特徴を見ていきましょう。
宇治上神社の見どころ
宇治上神社はなんと現存する日本最古の神社です。日本各地に名だたる神社がありますが、こちらが最古の神社という事はあまり知られていないかもしれません。また、一番小さい世界遺産と言われるほど境内の敷地も非常にこじんまりしています。
しかし宇治上神社の拝殿も本殿も両方立派な国宝。この2つの建造物を見るだけでも価値がある神社なのです。
まずこちらが拝殿。とても美しい建物の作りは当時の住居の建築様式に近いため、平安鎌倉期の住宅様式もうかがえる貴重な建物となっています。
建物の前の盛り砂にも注目。清めの砂と言われ一年に一度奉納された上で一年間神社を清める存在としています。清めの砂は購入することもできるそうです。
そしてもう1つの国宝は本殿。拝殿に比べると少し小さな建物ですがこちらが平安時代後期に建てられた日本最古の神社建築となります。中に入る事はできませんでしたが、1000年以上京都の人々を見守っている神社と対面できた事に感動を覚えました。
宇治上神社は平等院とは違い観光客も少なめで、かつ大吉山と言う山に囲まれているのでとても静かで心落ち着く空間。歴史ある神社で参拝し心も体も清められる素敵な神社でした。この写真は2012年7月当時のものですが、初夏らしい青々とした緑が美しいですね。この時期の参拝、ぜひオススメです!
有名な源氏物語とも縁深い神社
宇治上神社は紫式部が執筆した有名な源氏物語とも縁が深いとして有名です。もともと、宇治の街自体が源氏物語の舞台になったということでも有名で商店街の入り口もこんな装飾がされていました。まさに源氏物語の街ですね。
宇治の街に流れる宇治川沿いにもこんな石像が。記念撮影スポットとしても人気です。
そして宇治上神社の近くには「宇治市源氏物語ミュージアム」と言う博物館があります。こちらにも立ち寄ってみましたが想像以上のクオリティの高さ!宇治が舞台となった源氏物語の「宇治十帖」の世界をオリジナルアニメや模型を使って表現しておりこれがまた面白い。平安時代当時の生活を学べる展示なんかもあったりします。ファミリーでも気軽に源氏物語の世界を学ぶことができるこちらのスポット、必見ですよ!
宇治の抹茶でひと休憩
さあ、平安時代に気持ちがタイムスリップしたところでひと休憩。立ち寄ったのは宇治上神社からも平等院からも近いお茶屋さん、「とどう庵」さん。
場所はこちら。
緑いっぱいの庭園に日本家屋を使った店舗を見かけて第一印象ですっと入店。店内でお茶をいただきましたが、帰り際に店員さんが声をかけてくれ、この傘のしたで記念写真も撮影してくださいました。心遣いが嬉しかったな。
これは夏限定メニューだったのかな?お抹茶にバニラアイスが入っていて美味しかったなあ。さすがにお抹茶は濃厚でさっぱりとしたバニラアイスとの相性が抜群でした。寺社めぐりは頭も体力も使うので甘いもの休憩は必須ですね。
9年も前に行ったお店なので現在も営業しているか心配でしたか問題なく健在でした!新型コロナの影響も多少なり受けていると思うので、これからも頑張ってほしいな。
まとめ
いかがでしたか?平安時代にタイムスリップしたかのような気分を感じられる宇治上神社と源氏物語ミュージアム。大吉山の自然もたっぷり味わえる素敵な場所でした。宇治に足を運ぶ際には平等院だけでなく、ぜひ川を渡って宇治上神社付近も散策してみてくださいね。
本日もお読みいただきありがとうございました。