【世界遺産】奇跡の仏頭も必見!アユタヤ遺跡
みなさんこんにちは!エイミーです。先日から続けている行ったことがある世界遺産シリーズ、第12弾をお送りします!
今日は日本を飛び出して、タイにある世界遺産「アユタヤと周辺の歴史地区」をご紹介します!友人とタイへ旅行をしたのは2015年2月。当時の写真を使ってご紹介しますね。
世界遺産:アユタヤと周辺の歴史地区
世界遺産、アユタヤと周辺の歴史地区は1991年に文化遺産として登録されました。アユタヤは古くから水上交易の要としてとても栄えており、14世紀半ばに誕生し400年という長い歴史を築いたアユタヤ王朝の都ができました。1767年にビルマ軍により襲撃され王朝は崩壊。アユタヤの都の建築物や仏像も徹底的に壊されてしまったのです。
現在もアユタヤにはその繁栄と滅亡を伝える貴重な遺跡がたくさん残っており、アユタヤ独自の建築様式(プラプラーン様式)を伝える資料としても大事にされています。私たち観光客も遺跡の中を自由に歩くことができ、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになり、かつ破壊された仏像たちを見るととても心が痛みました。綺麗に修復することもできると思うけれど、そのままの姿を残す意味も大きくあると心から感じた場所です。
特に仏像の頭は金といった貴重な材質を使っていたこともあり、頭だけ破壊しビルマ軍に持ち去られたということもあったそう。ほとんどの仏像の頭はこの写真のように、破壊されてしまっていました。
そんな姿でも、今でも大事にされており多くのタイの方から信仰されているのもわかりました。たくさんの綺麗な花が飾られている仏像があったのも印象的。
ちなみにこんな注意書きも。仏像に敬意を払わないふざけた観光客が多いのも事実。敬意を持って、過去のアユタヤの人々の思いを受け止めながら見学して欲しいものです。
実は17世紀には日本との間でも貿易が盛んに行われたアユタヤ。山田長政という日本人が現地で活躍したという話は現在も伝えられているようで、彼の資料や祈念像も残っており同じ日本人として嬉しかったですね。
有名な奇跡の仏頭に出会えるワットマハータート
そんなアユタヤには今も見学ができる遺跡がたくさんあるのですが、おそらく一番有名なのはワットマハータートと言う寺院ではないでしょうか。14世紀にアユタヤ王朝が建設した古い寺院です。
レンガがむき出しになってしまっており、当時の戦争の激しさや無残さが伝わってきました。
こちらの寺院が有名なのはこの仏頭のおかげと言っても過言ではないでしょう!長い年月を経て、打ち捨てられてしまった仏頭が木の根に囲われた奇跡の姿に出会うことができるのです。これが自然にできてしまったのだというから驚き。
実際に対面すると想像以上に穏やかなお顔にびっくり。そして感動してしまいました。人気のスポットなので短時間しかその場にいられませんでしたが、これは必見ですね。
記念撮影もできますが、神聖な仏像より頭が上にならないように撮影しなければいけないので注意してくださいね。
水上マーケットも楽しんできました!
この時私たちはバンコクに滞在していたので、アユタヤまではVeltraさんで 催行していたオプショナルツアーで行ってきました!バンコクから片道1時間以上かかるのでやっぱり自力で行くのは大変。オプショナルツアーをお勧めします。
このオプショナルツアーにはアユタヤだけでなく有名な水上マーケットを楽しめる内容も含まれていたのでこちらも楽しんできました。「ダムヌン・サドゥアク水上マーケット」と言う、ほぼ観光客向けに作られたマーケットですね。
こんな細いボートに乗って様々なお店の間を通る感覚、とっても楽しい!これもウィンドウショッピングっていうのかな〜。欲しいものがあったら船頭さんに声をかけるとそのお店に近づいてくれます。
せっかくなので私たちもなんか買ってみよう!と思いマンゴーを買ってみました。こんな感じで食べ物も売っていましたよ。甘くて美味しかったな〜。
新型コロナの影響もきっと大きく受けていると思われるこちらのマーケット。1日でも早くたくさんの観光客で溢れる日々が戻ってきて欲しいです。
まとめ
いかがでしたか?タイの文化をたっぷりと学び楽しんだ1日になったこのツアー。こんな規模の遺跡に行ったのは人生で初めてだったので、大きな衝撃を受けたのも事実です。これからも日本を飛び出して、世界中の歴史や文化を感じられる遺跡に足を運びたいです。
本日もお読みいただきありがとうございました!