みなさんこんにちは!エイミーです。
先日、東京オペラシティアートギャラリーで10月9日から12月19日まで開催されている和田誠展へ行ってきました!可愛い虎のイラストでお出迎え。
和田誠氏は長年に渡りイラストレーター、グラフィックデザイナー、そして映画監督やエッセイストといった様々な顔で活躍し、2019年に永眠しました。83年という生涯で彼が世に生み出した様々な作品が一堂に介した贅沢な企画展です。平日でしたがかなりたくさんの人が来ていて驚きました!
最初の展示室からその作品量のボリュームに圧倒。和田誠さんの83年の人生を巡りながらその活躍をたっぷりと知ることができる構成。
柱一つ一つには子供時代から晩年までの略年譜が作品と共に紹介。これを見ると本当に休むことなく作品を生み出し続けてきた人生なのがよくわかります。
こちらは和田誠さんの代名詞といっても過言ではない有名人の似顔絵がずらり。どの似顔絵も特徴とらえてる。
下絵や原画もたくさん飾られていて本当に時間が足りない。筆跡が残ってるのが絵が生きている感じがしていい。
あ!昔読んでいた王様シリーズの原画を発見!この作品も和田さんのイラストだったなんてびっくり!
ハイライトのデザイン画も展示されていました!
本当にたくさんの作品たちを堪能していたら一つ目の展示室でかなり時間が経過していてびっくり。二つ目の展示室に入るとまたもびっくり!長く続けていた週刊文春の表紙イラストが壁一面に!
これ全て週刊文春。もちろん、同じものはありません。これだけの作品を長年生み出していく、その活力に頭が上がりません。どの表紙が一番好きかな、と探しながら鑑賞するのもまた楽しい。
その表紙の一部の原画も展示されていました。ムーランルージュのイラスト、なんてカッコいいんだろう。
和田さんはその手書き文字も有名。独特な丸みのある文字、たくさんの人に愛されてきたのがわかります。
後半には奥様の平野レミさんや息子さんたちとの共作なども展示されていました。家族で共作した絵本などがあり、一度読んでみたいなーと思ったり。
するとなんと!小学生の頃我が家にあった料理の絵本を発見!これって平野レミさん監修、和田誠さんのイラストだったなんてびっくりー!この絵本を手本にサラダを作ったことがあるほど思い出の一冊だったので嬉しい出会いでした。
他にもレミさんのためにデザインしたメガネや
セーターも紹介されていました。本当に仲が良かったおふたり、和田誠さんが亡くなった後レミさんが「辛いから一番好きな人と結婚しちゃいけないわね」と話されていた姿が切なくて。数々の作品からも和田さんのレミさんへの愛がほかほかと伝わってきました。
最初から最後まで見応えたっぷりだった和田誠展。閉幕前に足を運ぶことができてよかったです。
とても人気の企画展ですが予約不要なので気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね!
それでは本日もお読みいただきありがとうございました!