Amy's Diary~Travel, Art, Food and Disney Lover

30代OLエイミーのブログです。旅行、美術館、食べ歩き、ディズニーが大好き!最近は投資にも興味あり。

【美術館】金沢で現代アートを堪能!21世紀美術館

みなさんこんにちは!エイミーです。気まぐれでご紹介しているお気に入りの美術館シリーズをお送りします!

本日ご紹介するのは石川県金沢にある金沢21世紀美術館です。

私金沢が大好きで、過去に3回訪れているんですよね。(一人旅、結婚前に夫と、母との計3回)3回の金沢旅行、毎回訪問したのがこの21世紀美術館です!新しいアートの形をいつも提供してくれる21世紀美術館をご紹介します。(最後に訪問した2016年の写真を中心にご紹介しますね。)

金沢21世紀美術館とは

金沢21世紀美術館とは2004年にオープンした現代美術を主軸とした金沢市立の公立美術館です。公立美術館と言っても、この圧倒的で斬新な美術館のビジュアルに驚いた方も多かったことでしょう!白い壁面で丸く囲われた建物になっており、緑あふれる庭にはたくさんのアートが散りばめられており入館料を支払っていない人も自由に触れられるようになっています。

f:id:edvis1017:20210315155547j:plain

収蔵作品は1900年以降に製作された歴史的参照点になるような作品、1980年以降に製作された新しい価値観を提案する作品、そして金沢にゆかりのある作品を中心としているそう。たくさんの刺激を受けられる企画展も定期的に開催されていますが、同時開催しているコレクション展や無料で見学できる展示作品も非常に充実しているので必見です!

場所は金沢の観光名所兼六園からすぐ。兼六園とセットで観光される方も多いようです。

恒久展示作品は無料で見学できるものも!

21世紀美術館は恒久展示作品も多く、かつ入館料を支払わなくても楽しめる作品もたくさんあります。

まず、敷地内に入って一番最初に目に入るのではないのでしょうか?オラファーエリアソンの作品であるカラーアクティビティハウス。

f:id:edvis1017:20210315160304j:plain

色の三原色であるシアン、マゼンタ、イエローのガラスの壁が様々な表情を見せてくれる作品です。見る角度、天気、そして明るさによって色合いがくるくる変わり本当に綺麗。床に反射された色も綺麗ですよね。小学生の頃、カラーセロファンで同じようなことをして遊んだのを思い出しました。

f:id:edvis1017:20210315160509j:plain

こちらは21世紀美術館の代名詞と言っても過言ではないのでしょうか?よくガイドブックでも見かける有名な「スイミングプール」。小学校などにありそうな普通のプールに見えるのですがよく見ると人が沈んでる!

f:id:edvis1017:20210315160653j:plain

ネタバラシをするとこのプールの下に入れる部屋があるんですよね。実際は薄いガラスの間に水が流れていてまるでそこに水が張ってあるかのように水面が再現されているという作品です。この部屋に行くまでの通路がとても幻想的。

f:id:edvis1017:20210315161102j:plain

外側の見学は無料エリア、この中に入りたい場合には有料エリアに入れるチケットが必要なので注意ですよ!

f:id:edvis1017:20210315161138j:plain

ここは私が金沢21世紀美術館で一番好きな場所であるジェームズタレルのブループラネットスカイ。通称タレルルーム。

f:id:edvis1017:20210315161454j:plain

無機質な部屋の天井に四角い窓が開いていて、その時間/天候により色合いや光加減が変わっていく作品です。空をキャンバスに見立ててしまうその発想に感激してしまいました。部屋自体もなんだかずーっといられるような落ち着いた空間でいつ来ても大好きな場所です。しかも入場無料!

近所の方なのかゆっくり読書している方もいたなあ。芸術作品の中で読書なんてとても贅沢ですよね。私も近くに住んでいたらこんな時間の過ごし方をしてみたい。

なんとトイレにも作品があるんです!大好きなアーティスト、ピピロッティリストの作品が男子トイレと女子トイレに1つずつあります。どのトイレにあるのはあえて書きませんのでぜひ探してみてくださいね。

f:id:edvis1017:20210315161647j:plain

他にも様々なコレクション作品が敷地内に散りばめられているので、その作品を探すだけでも楽しい!子供も積極的にアート作品に触れており、家族でも楽しめる美術館となっていました。

夜になったらまた来て欲しい

金沢21世紀美術館は一部のゾーンはなんと夜の10時まで開館しています。(現在は新型コロナウィルスの影響で変更されている可能性もあります。)自然の光などを利用した作品も多い21世紀美術館は夜になると姿を変える作品が多いのでぜひ夜にも再訪して欲しい!

まずスイミングプール。ライトアップすると少しグリーンががった光がボワっと浮き上がってくるような質感で昼間とは全然違う印象。

f:id:edvis1017:20210315164140j:plain

カラーアクティティハウスも昼間とは全然違う印象です。中心の光が昼間には感じられなかった強さが伝わってきました。昼間はそんなに存在感を感じられなかった真ん中の光、夜の存在感がすごい。

f:id:edvis1017:20210315164144j:plain

そして大好きなタレルルムーの天井の穴は漆黒に。まるでブラックホールの入り口みたい。吸い寄せられそうな危険な魅力を持つ作品に変身していました!夜の空ってこんなに黒いんだなあ。

f:id:edvis1017:20210315164149j:plain

他の作品も夜になると姿を変えるものが多かったので、昼間だけでなくぜひ夜の21世紀美術館の空気も触れて欲しいです。


まとめ

現代美術と聞くとちょっと難しいかな?と敬遠してしまいがちですが、そんな心配をぬぐってくれるのがこの21世紀美術館です。子供から大人まで、体全部を使って現代アートを楽しむことができる美術館はまだ日本にも少ないと思います。

企画展も充実した内容のものが多いので、ぜひ共通券を購入して企画展もコレクション展も堪能してくださいね。

美術館内にあるレストラン、Fusion21も大好きで3回とも全部でランチ利用しています!次回はそのレストランをご紹介しますね。

それでは本日もお読みいただきありがとうございました!