みなさんこんにちは!エイミーです。たまにお出かけするものの仕事以外はあまり外出することがなくなってしまったのでブログのネタが枯渇気味。ということで今日は2019年に行ったフランスパリにあるルーブル美術館で出会ったお気に入りの作品TOP5をご紹介したいと思います!
ルーブル美術館とは?
説明が要らないくらい有名な美術館。世界最大級の美術館であり、13世紀に築かれた要塞をベースにフランス国王の居城として改築が繰り返された宮殿の建物が使われています。フランスの歴史を体感できる貴重な建物の中で、至高の芸術を楽しめる贅沢な空間です。
3つに分かれているエリアには先史時代から19世紀まで、3万5000ほどの美術品たちが収蔵されています。一回りするだけでもあっという間に1日が終わってしまうくらいの広さと充実さなので、見たい作品がある場所や回り方を事前にリサーチした方が良さそうですね。
館内にはレストランやカフェも充実しており、本当に外へ一歩もでなくとも支障がないくらいでした。以前ルーブルのカフェやレストランをまとめた記事はこちら。
それでは私が選んだお気に入り作品をご紹介します!
エイミーが選ぶお気に入り作品
5位 狩りの女神ディアナ
大理石で作られた、狩りの女神ディアナの像。この時かなり終盤でもう疲れ気味だったのですがその疲れが吹っ飛ぶほどその凜とした顔立ちとポージングに心奪われました!狩りの女神なので、左手には獲物の鹿を捕らえています。今にも動き出しそうで、しばらくじっと見つめていました。
この部屋には他にも様々な大理石の像が展示されており、とても迫力がありましたよ!
4位 マリードメディシスの生涯 ルーベンス
マリードメディシスの生涯はその名の通り、アンリ4世の二人目の妻であるマリードメディシスの生涯を24枚の連作で描いた巨匠ルーベンスの大作です。この大きさの作品が大きな展示室の壁一面に展示されており、まさにマリードメディシスのための展示室。この特別感がすごかったしやっぱり迫力が段違い。
自分を神話の人物に見立てるなどかなり実際の彼女の外観や人生を誇張して描くよう注文したそうで、かなりドラマチックに描かれていました。それはもうお腹いっぱいになるくらいに。笑 この作品群は絶対に一度に来日することはないのでまさにルーブルでしか見ることのできない至宝の作品たちだと思います。
3位 グランドオダリスク アングル
この作品はとても有名ですよね!アングルが描いた「グランドオダリスク」という作品です。様々な美術書で何度も目にしてきた作品ですが、想像以上の美しさにびっくり。
その肌のすべすべな質感に、人間の骨格を無視して美しさにだけ焦点を当てているこのラインが本当に美しくて。冗談じゃなく輝いて見えたんだよなあ。発表当時は物議を醸した作品ですが、今でもこのような状態で残っていることに感謝しかないですね。
2位 7月28日-民衆を導く自由の女神 ドラクロワ
ルーブル美術館の目玉作品の1つと言っても過言ではない、ドラクロワの傑作です。1999年になんと東京国立博物館に貸し出してくれ、当時私の両親がその特別展へ足を運んでいたんです。当時中学生で興味がなかったとはいえ、なんで行っとかなかったんだあの頃の自分!と責め立てたくなってしまいます。。両親がお土産に買ってきたポストカードがずっとリビングルームに飾られていたので、私としてはようやく本物に出会えた!という感動もありました。
1位 バテシバ レンブラント
断トツの1位だったのが光の巨匠とも呼ばれるレンブラントが描いた「バテシバ」です。
もうね、びっくりするほど一目見た瞬間この作品に恋に落ちてしまいました。中野京子さんの著書の中で「バテシバは本物を見て欲しい。本物でしか伝わらない魅力がこの作品にはある」と書いていたのですがまさにその通り。写真では全く伝わらない、光の表現が本当に素晴らしくてまさに名作でした。またバテシバに会いに、ルーブル美術館へ行きたいと思うほど。この作品に生きている間に出会えて幸せでした。。!
バテシバ、日本に来ないかなあ?レンブラントは日本でも大人気だし、是非来日して日本でもその姿に会いたいものです。
おまけ
実はこのパリ旅行でどうしても再会したい作品があって!事前にこの広い美術館のどこに展示されているのか入念に調べた作品がありました。
それがこの台車に乗ったハリネズミ!こんな小さな作品に再会できるなんて!
このハリネズミは2011年に開催されていたルーブル美術館展でメインビジュアルにも選ばれており、なんとこのハリネズミを再現したストラップも販売。それに一目惚れして購入し今でも大事に持っていたんです。このパリ旅行にわざわざ持参し、夢のツーショットを撮影することに成功しました!笑 パリでも販売していないこのグッズ、こんな撮影していたのは私だけじゃないでしょうか。
一緒にその展覧会へ行っていた母に即LINEしたところかなり驚いていましたよー。日本で鑑賞した作品を本場で再会するのも醍醐味ですよね。
まとめ
いかがでしたか?ちなみに一緒にパリへ行った夫にもベスト5を選んでもらったところ1つも同じ作品を選びませんでした。長年一緒にいるのにこんなに感性が違うのか!と驚きと同時になかなか面白いなあ〜とも。これだけたくさんの名作がある美術館、自分のお気に入りの作品をピックアップして色々調べてみるのも楽しいですね。
現在もまだ臨時休業中のルーブル美術館。1日も早く再オープンができる日が来ることを心から祈っています。
同じく足を運んだオルセー美術館バージョンでも記事を書いてみようと思うので、ぜひお付き合いください。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました!