【美術館】森に囲まれた箱根ポーラ美術館
みなさんこんにちは!エイミーです。
世界遺産シリーズも終えて、それでもまだまだお出かけがしづらい状況のためブログのネタが枯渇しております。どうしようかなー?と考えて、今までに行ったいろいろな美術館/博物館と大好きなミュージアムカフェをご紹介することにしました!
自分のための健忘録もかねて。一回目の今日は3年前に母と行った箱根のポーラ美術館をご紹介します。
ポーラ美術館基本情報
ポーラ美術館は2002年に開館した美術館です。その名の通り、ポーラ創業家2代目である鈴木常司氏が40年に渡り収集したコレクションが中心となっています。アクセスは箱根登山鉄道の強羅駅からバスで向かうのが一番わかりやすく便利。
箱根の自然と美術の調和をコンセプトということで、ガラスを基調とした建物はまるで周りの自然に溶け込んでいるかのような雰囲気でした。このときまだ雪がしっかり積もっていてまた幻想的な空間を作り上げているかのよう。
森の遊歩道という散策エリアもあるのですがこの時期は閉鎖中。春や夏の暖かい季節に箱根の木々と触れ合えるひと時をぜひ楽しみたいですね。
住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285
電話番号:0460-84-2111
営業時間:午前9時から午後5時まで
100作品でめぐる100年の芸術の歴史
私たちが訪問した際にはポーラ美術館開館15周年記念で開催されていた、100点の名画でめぐる100年の歴史が開催されていました。ポーラ美術館のコレクションを中心としたアニバーサリー企画展です。一部の作品以外は撮影も自由でした。
ポーラ美術館には西洋/日本の近代美術のコレクションが非常に豊富であり、日本人にも人気の印象派のコレクションが特に充実。このコレクション展でも多くの印象派画家の作品が展示されていました。
その中でもモネの作品が本当にたくさんありました!
有名な積みわらの連作の1つも。
もちろん睡蓮もあります。この睡蓮、かなりいい睡蓮ですよね?太鼓橋も一緒に描かれていてこのグリーンやブルーの色合いがまた絶妙。この睡蓮やはりとても人気があるそうです。この少し前に、銀座にあるポーラのギャラリーでこの睡蓮をモチーフとしたアートを見たばかりだったのでさらに興味深く見ることができました。
もちろんルノワールもありますよ!このレースの帽子の少女の絵は有名なので見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。繊細なレースの帽子と可愛らしい少女の上品な微笑みが素敵です。
日本の近代美術もたくさんありました。私が大好きな佐伯祐三の作品も。やっぱりかっこいいなあ。ポーラ美術館では5点の作品を所蔵しているそうです。
今回のメインビジュアルにもなっていたマティスの「リュート」。赤い壁が印象的。なんだか元気に出る色合いとタッチでお気に入りの作品の1つとなりました。
ポーラ美術館の顔だけあって、ミュージアムショップにはグッズ展開が豊富でしたよ〜!確かにデザイン性が高いのでグッズにしやすそう。
初めてのポーラ美術館でたっぷり所蔵作品を堪能できたので、とてもいいタイミングで訪問することができました!定期的にポーラ美術館の作品にフューチャーした企画展が開催されているので要チェックですね。
ちなみに現在は「コネクションズ 海を超える憧れ 日本とフランスの150年」が開催中。ポーラ美術館所蔵のコレクションが80点も出展されるようなので気になりますね!
ポーラ美術館ならでは化粧道具コレクション
別のギャラリーには常設展としてポーラ美術館ならではの「化粧道具」のコレクションを見学することができました。
私が見学した時は西欧の化粧道具が多めだったかな。色鮮やかなガラスでできた香水瓶などは見ているだけでも華やかでときめいてしまう。
ちなみにこれは旅行時の化粧品セットとして売り出したそうなんだけれどこれだけでも大荷物!!(笑)現代のアメニティがどれだけ小ぶりで使いやすいか実感ですね。でもおしゃれだなあ。そもそも自分で持つ前提ではないのだろうか。
化粧品会社ならではの着眼点とコレクション、女性にはぜひオススメです!
お家でポーラ美術館
ポーラ美術館は昨年、新型コロナウィルスの影響でステイホームが余儀なくされた時から「おうち時間」に注目したキャンペーンをたくさん打ち出しています。
まずはこれ!あつまれどうぶつの森とのコラボ企画!マイデザインという機能を使って美術館の作品を飾ったり、作品に出てくる着物やドレスを着せたりすることができるという内容。いろいろな美術館が似たような企画を開催していますが、ポーラのデザインはどれもおしゃれ〜。実際に販売していた企画展のTシャツなんかも再現されています。
そして自宅でマティスの「リュージュ」やモネの「睡蓮」など7点の作品の塗り絵もダウンロード可能!これ私実際やりましたがなかなか楽しかった〜!本物とそっくりに塗る必要はないので、オリジナルの作品に仕上げるのも楽しいですよね。興味があればぜひ!ダウンロードして挑戦してみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?箱根の自然に囲まれたポーラ美術館。広々としていて作品もわかりやすく見やすいのでアート初心者の方にもお勧めしたくなる美術館でした。
皆様の次のお出かけの参考になったら嬉しいです。
本日もお読みいただきありがとうございました!