パリ オルセー美術館で出会ったお気に入り作品5点!
みなさんこんにちは!エイミーです。昨日投稿したルーブル美術館で出会った私のお気に入り作品5点に続き、オルセー美術館で出会った私のお気に入りの作品5点をご紹介したいと思います!
オルセー美術館とは
オルセー美術館はもともと駅舎であった建物をリノベーションして1986年にオープンした美術館です。駅舎を思わせる独特な屋根の形がその歴史を物語っています。完全に新しくするのではなく、歴史や文化を残したまま芸術を伝え続けているという姿が素晴らしい。
1848年から1914年までの作品が収蔵されているため印象派やポスト印象派の作品が多め。日本人にも人気の作品や画家が多く、たくさんの作品が今までに来日もしているので、日本の企画展以来再会できた作品もたくさんあり嬉しかったです。日本の美術館では撮影なんて言語道断ですが、オルセーは撮影が可能。大好きな作品と一緒に撮影できるなんて夢のよう。
ランチをいただいたレストランも素晴らしかったなあ。
それでは早速オルセーで見つけたお気に入りの作品たちをご紹介します。
オルセー美術館で出会ったお気に入り作品5点
サーカス スーラ
印象派の作品が多く集まっている4階の展示室。オルセー美術館の入り口側のエレベーターから4階に上がり展示室へ入ったすぐのところで、スーラの遺作であるサーカスが私たちを出迎えてくれました。
点描画で有名なスーラ。この作品も点描画で描かれており、写真では伝わりづらいですがかなり大きな作品なんです!31歳という若さで亡くなったスーラ。この作品は残念ながら未完のまま。完成していたらどのような色合いになっていたのか気になるところです。
都会のダンス&田舎のダンス ルノワール
オルセー美術館にはたくさんのルノワール作品がありますが、一番お気に入りだったのはこの作品のペア。都会のダンスと田舎のダンスです。
以前日本にも来てくれていたこの作品たち。何度見てもその大きさと優雅さに圧倒されます。田舎のダンスに描かれた女性はのちにルノワールの妻となるアリーヌ。都会のダンスに比べると朗らかでリラックスした表情が印象的です。この2つの作品の間に立って記念撮影するという贅沢な経験もさせていただきました。やっぱり良かったなあ。
草上の昼食 モネ
ルノワールと同様、印象派の代表とも言えるモネの作品もたくさん展示されています。モネには珍しいこの大きな作品もオルセー美術館に所蔵されています。こちらの以前来日しており、オルセーで再会できた作品。
もともと非常に大きな作品だったため切り離されており、現在この2つのパートだけがオルセーに残っています。この作品の目の前にはマネの「草上の朝食」が展示しており、マネとモネ、名前も似ている偉大な画家たちの同じ題材の作品が向かい合わせになっているという贅沢な空間となっていました。ちなみに夫が一番気に入った作品はこちらだったそう。納得!
戦争 ルソー
ルソーの独特な世界観が好きで今までもたくさんの作品を鑑賞してきましたがその中でも一番忘れられず大好きなのはこの「戦争」という作品。どうしても鑑賞したくて前調べしたところ、本館ではなくアールヌーボーをテーマとした作品が多く展示されている「アモン館」に展示されていました。ちゃんと調べておいてよかった。
ルソーの作品はクスリと笑えてしまうものも多いのですがこの戦争はパワーが本当にすごい。生と死、そして戦争の悲惨さを思い切り描いており何度も会いたくなる作品です。
しろくま ポンポン
オルセー美術館は絵画作品だけではなく、ロダンなど彫刻作品も数多く展示されています。その中でも目を惹いたのはオルセーの顔と言っても過言ではない、ポンポンのしろくま!思ったより大きくて驚き。そしてそのなめらかさと、すべすべ感。魅力的な白さが存在感を増しています。うーん、可愛い!
足元には「POMPON」のサインも。この足の丸みもかわいいなあ。とても人気作品なので、グッズ売り場にはたくさんのしろくまモチーフ商品が販売されていましたよ!
まとめ
ルーブル美術館よりは小規模で回りやすいですが、どれも名品ばかりでじっくり見ているとかなり時間がかかってしまうので注意です!日本人が大好きな画家や彫刻家の作品が多いので、美術初心者にも是非立ち寄ってほしい美術館ですね。時間がなくて、後半駆け足で見てしまったのでまたパリに行ってオルセー美術館の作品に会いに行きたいなあ。
この記事を見て、少しでも旅行気分を味わっていただけたら嬉しいです!
本日もお読みいただきありがとうございました!