みなさんこんにちは!エイミーです。
最近よく投稿している今までにいったオススメの美術館や博物館をご紹介するシリーズです!本日ご紹介するのは長崎にある「長崎歴史文化博物館」。その場所自体も歴史を感じる立地であるこの博物館。想像以上にボリューム満点な展示内容だったのでその魅力をぜひご紹介します!私は母と2014年に訪問。当時の写真を使いながらご紹介しますね。
長崎歴史文化博物館とは?
長崎歴史文化博物館は2005年にオープンした長崎県立及び長崎市立の博物館です。
なんだか面白そうだねーと立ち寄ることにしたのですが到着してからその建物の大きさと立派さに驚き!まるでお城のような立住まいです。これは全部の展示を見ることができるだろうか、と不安を感じた外観でした。苦笑
実はこちらの建物は元々長崎奉行所があった場所だったそう。その縁もあり後述しますが博物館の中には奉行所関連の貴重な資料も展示されていました。
この博物館を建設時、旧長崎奉行所の石段や庭園の遺構が発見されたそうで補強されたその石段を現在も見ることができます。それがこちら!途中で石の色が変わっているのがわかりますか?この濃い色が発掘された当時の石段だそう。こんなところからも歴史を感じることができる貴重なスポットです。
それでは早速館内を見学してみましょう!
歴史文化展示ゾーン
長崎歴史文化博物館では企画展と常設展が年間を通して開催されており、今回私たちが見学をしたのは常設展。この常設展は2つのゾーンに分かれており、まずは歴史文化展示ゾーンから見学をしました。
鎖国中も唯一開国していた長崎ならではの海外との貿易や交流の歴史を主軸に、貴重なあ資料や映像、そして体験コーナーを通じて楽しく学べる内容となっていました。
航海の文化や歴史なども学べる展示では、航海の神様媽祖の像もたくさん展示。実はこの旅行を通じて媽祖の存在を感じられる場所を多く訪れたので、最終日に立ち寄った歴史文化博物館できちんと由来や歴史を学ぶことができたのが非常に大きかったです。長崎の旅のハイライトにもなる展示なんて、素晴らしい!
長崎といえば!の出島の模型もありましたよ!
他にも当時に近い手法であの坂本龍馬と一緒に記念撮影ができる体験コーナーや、長崎で貿易していた外国から届くスパイスの匂いを嗅ぐことができるスペースなど子供でも楽しく歴史を学べる空間。大人でもかなり楽しめる、かなり気合の入った展示スペースでした!
こんな坂本龍馬を再現した人形もありましたよ!ちょっと怖い。笑
長崎奉行所ゾーン
前述の通りこの博物館は元長崎奉行所だった場所に建設されています。博物館の一部は当時の奉行所の建物を再現しており、そこでは長崎奉行所の関連資料や、キリシタン関連の資料などが展示されていました!
当時の奉行所で行われた裁判の資料がとても細かく残っており、それぞれの罪人の罪とそれに対する処罰などが書かれておりこれがなかなか面白い。放火罪といった重い罪からえ!こんなことで訴えられちゃうの!?という笑える罪も書いてあったりして必見です。
奉行所の書院を再現した場所も!これは面白い〜!
この長崎奉行所ゾーンでは、当時の取り調べの様子を再現した寸劇が定期的に開催されています!これがなかなか面白いと聞いていたのですが時間が合わず見ることができなかった〜。時間があったらぜひこちらもチェックしてほしいです!(時間は公式ホームページをご覧ください。)
まとめ
他にも長崎の伝統工芸などが体験できるスペースがあったり、レストランがあったりと充実。一日中楽しめる博物館となっていました。
この内容で常設展の入場料金が大人630円というのも驚きでした!長崎旅行の総まとめ、または旅行のスタートに足を運ぶのもオススメです。ぜひ時間をたっぷりとって足を運んでみてくださいね。
それではみなさま、本日もお読みいただきありがとうございました!