みなさんこんにちは!エイミーです。
以前から続けている今までに行ったことがある世界遺産紹介、第21弾です!今回ご紹介するのは長崎にある大浦天主堂。長崎へ行ったのは2014年の11月。当時撮影した写真を使いながらご紹介します!
同じ旅行で訪れた別の世界遺産、グラバー邸についての記事はこちらから。
世界遺産:長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は2018年に文化遺産として世界遺産に登録されました。訪問当時はまだ世界遺産に登録されていなかったことになりますね。17世紀から19世紀まで250年に及ぶキリスト教が禁止されていた時代に存在した「潜伏キリシタン」たちの、独自の信仰の姿や文化を伝える遺産として評価されています。
この世界遺産は4つの時代に分けられており、今回ご紹介する大浦天主堂は一番最後の時代「変容、終わり」を体現している構成遺産となります。
大浦天主堂の見どころ
大浦天主堂は1865年、1597年に殉教した26人のために捧げる教会としてプディジャン神父を中心に建てられた教会です。
同年に、長崎の浦上に住んでいた宣布キリシタンたちがプディジャン神父に自身の信仰を打ち明けました。「信徒発見」と言う奇跡にも近い出来事だと神父を大喜びさせローマ教皇にも伝えられ、その現場となった大浦天主堂は国宝にも指定され今でも多くの人に愛されています。信徒発見のシーンはレリーフにも残っていました。
ゴシック様式が取られた大浦天主堂の内部は美しいステンドグラスが印象的。この時天気が悪かったのがちょっと残念でしたが、晴れていれば太陽の光が差し込み様々な色合いの模様を映し出しているでしょう。中は撮影禁止だったので写真は残っていませんが、この美しいステンドグラスと祭壇に飾られた聖母子像が非常に印象的でした。
入り口にも白いマリア像が。穏やかな表情のマリア様、天主堂に訪れる人々を暖かく見守ってくれている存在のようにも思えます。
大浦天主堂に来たらぜひ隣接しているキリシタン博物館にも立ち寄ってみてください。現存する貴重な資料などが展示されており日本とキリスト教の関係や歴史を学ぶことができました。HPを見ると私たちが行った時からリニューアルされている様子?世界遺産に選ばれたこともきっかけに、さらに充実した内容になったかもしれません。大浦天主堂の拝観料に含まれているので立ち寄らないと損ですよ!
この時の長崎旅行では大浦天主堂しか立ち寄れませんでしたが、長崎には歴史深い教会が数多く残っている場所です。いつか、長崎の教会を巡ってその建築物の美しさや信仰の歴史に触れてみたいですね。
グルメも見逃せない!四海樓のちゃんぽんに舌鼓
長崎はグルメの宝庫でもあります。長崎に来たからには長崎ちゃんぽんは外せない!と足を運んだのは大浦天主堂から徒歩5分ほどのところにある「中華料理四海樓」。
まずその建物の大きさに驚き!明治時代から続く四海樓、現在は3代目でこのような店舗形態になったのは平成12年のこと。1階はお土産ショップ、2階はミュージアム、3階から5階までがレストランフロアになっています。5階のレストランを利用したのですが、長崎の海が一望できて絶景スポットでした!
さて、お腹ぺこぺこの私たちが注文したのは餃子と長崎ちゃんぽん。ちょっと小ぶりでパリパリの皮が美味しかった!
そしてちゃんぽん。クリーミーなスープとたっぷりな野菜がたまらない!お土産に自宅でも楽しめる四海樓のちゃんぽんセットを買って帰ったくらい、かなり美味しかったです。ちゃんぽんって、この具沢山なところが魅力的ですよね。
徒歩圏内には以前ご紹介したグラバー園もあるので、この一帯の観光がてらちゃんぽんを楽しめる場所としてぜひ活用いただきたいです!
r.gnavi.co.jpまとめ
いかがでしたか?長崎特有の歴史背景も学べる大浦天主堂。美味しいグルメスポットも周辺にたくさんあるので、ぜひ1日時間をとってこの周辺をめぐることをお勧めします!
残り数少なくなってきましたが、まだ続けてこれまで行ったことのある世界遺産紹介記事を投稿しますのでお付き合いくださいませ。
本日もお読みいただきありがとうございました!